回収作業

10月27日。
まさに月末。このひと月の個人的な事柄をダイジェストで振り返る。

『イン･ハー･シューズ』という映画が良かったと私。
「君らしくないこと言うね。どうしたんだい？」と恩師。

女子便所にて、スヌーピー柄のハンカチで手を拭く私。
「えっ、なんでキャラクターもん??どうかしたん？」と友人。

テレビの影響か。土日の鰻屋に集う若者や教え子の女子大生から
同時期に同種の性格テスト（？）を受ける。出た結果は、尽く、
――どエス。で、「うわっ！やっぱり!!」と喜ぶ若者たち。

なんで「やっぱり」？
と思わないでもない。でも、個々の事柄に関して、少し感慨深い
気持ちにもなる。「“私らしい”とか“らしくない”とか勝手に
決め付けないでよ!本当の私は･･･」なんて独りで言ってみても
しょうがない。彼らの中に住んでいる私が私。「ふむふむ。私は
過去に彼らの中にそういう軌跡を残して来たのだな」と思う。
と、「君らしくない」と言われることも、彼らが私の過去のある点
を知っていてくれていることを実感し、ありがたいな…思う。
同時に、彼らの点と点を、私もこの内にちゃんと記憶しておこうと思う。
未来に、いつかアナタがバラバラになりそうになったら、私が覚えてる。
そう思う。“らしい”とか“らしくない”とか言われることが続いたので
そんなことを考える。

でも、『イン・ハー・シューズ』、私は好きだった。
Manina