苦行花火

行ってきましたよ。
強風吹き荒れるなか、手作りおはぎ（↓）持参のお月見＆花火!




「おはぎは花火が終わってから」ということで、まずは噴出し花火から。強風のせいで火も煙も真横に流れて行きましたが、まあ、ここまでは普通に楽しい花火でした。
こんな感じ↓



しかしです、噴出し花火を終えて、我々は気付いたのです。残っている花火はほぼ線香花火のみで、しかも、100本くらいあるということに!!!さあ、「ノルマ」としての花火の始まりです!!!もはや、苦行です。やってもやっても減らない線香花火。しだいにみんな5本まとめて火をつけたりし始めました。それでもなおいっこうに減らない、まるでドンブリのなかで増え続けるのびたラーメンのような線香花火。ついには、何十本もまとめて地面に置いて火をつけ始めました。それはもう、花火を楽しむという光景からは程遠く、何か忌まわしいものを「燃やす」行為でした。ボン!!!です。

そうやって何とか花火を消化し、やっとお月見です。轟々とモノスゴイ速度で流れ行く雲間からのぞく月を、おはぎを食べつつ皆で並んで鑑賞しました。前回の落ち着いた黄金色の月とは異なり、激しく光り輝く白銀の月でした。小雨混じりの曇天のしたで同じ方向を見ている6人を、道行く人が「何？」という顔で見ていきましたが、ピッカピッカに輝くお月様に気付くと、しばし足を止めて私たちと一緒に月を眺めていく人もいました。

ノルマ花火は辛い思い出となりましたが、お月見は楽しいイベントとなりました。
みんな、お疲れ様！
Manina